皆さん、こんにちは!
今、大河ドラマ『麒麟がくる』で皆さんもご存知の明智光秀ゆかりの地に囲まれて子育てに勤しんでいるニッタです。
この大河ドラマの影響で、今月からオープンしたサンガスタジアム内に『麒麟がくる大河ドラマ館』ができたり、明智光秀築城の亀山城を見学に来る観光客が増えたりと結構盛り上がってます。
明智光秀と言えば、やはり思い浮かぶことは、『本能寺の変』だと思います。
明智光秀の人生も、この本能寺の変の前後で大きく変わることになります。
実際、明智光秀は、織田信長の命により中国攻めに難攻していた秀吉の下へ、援軍として向かう途中、急遽反転して現在の亀岡市篠町にある篠村八幡宮で織田信長討伐の戦勝祈願をした後、本能寺に攻め込んだとも言われています。
この急遽反転した場所が、『明智の戻り岩』とも言われています。
明智光秀の人生の折り返し地点ともなった?『明智の戻り岩』へは、私は、地元民でありながら未だに行ったことが無かったので、今回行ってみることにしました。
近くまで行くのは困難?
この『明智の戻り岩』のある場所は、すぐ横に川が流れているため、平成30年の豪雨災害で道が崩壊し、すぐ近くまでは行けない状態になっていたのですが、ひょっとすると今もそのままかも知れません。
近くまで行けないことを覚悟してとりあえずは、行ってみることにしました。
亀岡市内から国道423号を池田方面に車で走ること20分くらいで法貴峠にさしかかります。
『明智の戻り岩』は、この峠を上ったところにあります。
とりあえず入り口に到着
入り口には、『明智の戻り岩』の名前が書かれた大きな杭があります。
国道423号の横から川に降りていく道ができていました。
結構、最近整備されたようで、大きな倒木をチェーンソーで切った跡がいくつもありました。
この道を降りていくと、倒木を処理した後が道の脇に残っていました。
川にも、いくつも倒木が残っていました。
右側に水のきれいな川が流れています。
さて、初めてなので何処まで歩くのかなぁ?と思いながら先を進むと、ありました。
『明智の戻り岩』に到着
入り口から徒歩で2分ほどであっけなく到着しました。
間近まで行って岩に触ることができました。
おおよそ500年前にも明智光秀が同じこの岩を見ていたと思うと、どこか感慨深いものがあります。
この『明智の戻り岩』の上の方には、かつては法貴山城という山城があったそうです。
まとめ
2020年2月2日現在は、『明智の戻り岩』へは、まだ整備中の感じはするものの、新しく山道が整備され、間近まで行って見ることができました。
山の中なので付近に駐車場はありませんが、入り口に乗用車を2台程度停めることができるスペースはあります。
今回もそのスペースに駐車させてもらい『明智の戻り岩』を見に行きましたが、本来、駐車する場所ではないので、写真だけ撮って早々に出発しました。
また、実際に行ってわかったのですが、この『明智の戻り岩』は、川を挟んで横を通っている国道423号からも見ることができます。
ただ、道が細く、カーブもあって見通しが良くなく、そこにきて大型車両もバンバン通る道なので、道路から『明智の戻り岩』を見学することはお奨めではないです。
看板が無ければ、おそらく誰も立ち止まって見ることのない大きな岩場だと思いますが、この場所で明智光秀の人生が大きく変わった場所だと思うと、時を超えて光秀の想いが想像され、感慨深いものがありますね。
あくまで、明智光秀が、この地で引き返し本能寺へ向かったとの説を踏まえてですが。